オンライン講座のお知らせ

NHKカルチャーセンターにおいて、またまた「カントの教育学」の講座を担当します。これで三回目です。「また教育学?」と思われるかもしれませんが、それだけ私(たち)がそこに意義を見出しているということです。これまで私の講座を受けたことがない人、本を読んだことがない人でも、大歓迎です。受講者が事前知識ゼロであることを前提に話します。

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卓越性の有無

カント倫理学

自身の幸福を確保するために有効なものとは?

カントは、間接義務の一例として、自身の幸福を確保することを挙げています。では、その自身の幸福の確保のために必要なもの、有効なものは何なのでしょうか。ここにアリストテレスの言うアレテー(卓説性)が関わってくるのではないでしょうか。
カント倫理学

道徳法則に従っているつもり・・・に過ぎない可能性について

道徳法則に従っているつもりが、実際にはそうでなかったということがありうるのでしょうか。ありうるとすれば、その場合の倫理性はいかに。
カント倫理学

良心が誤りを犯すことはありうるか

自身の道徳判断を後から後悔したような場合の道徳性はどうなるのでしょうか。損なわれることになるのでしょうか。
カント倫理学

道徳判断を誤る可能性について

行為者本人は自分の道徳判断について正しいと思っているものの、周りの人間はその判断を間違っていると思っているような場合、その正当性はどうなるのでしょうか。
カント倫理学

「よい」という表現に引きずられて、誤謬を犯さないために

一言で「よい」といっても、そこには様々な概念が内包されています。それらを混同しないよう注意する必要があります。
カント倫理学

息子に伝えたいこと

私は目に見える結果や数字ではなく、子供たちの目に見えない内面に関心を払い、評価したいと思っています。そのためには私は彼らに自身の考えについて頻繁に問わなければならないことになります。
カント倫理学

倫理的善悪と偶発性

自分でも自覚のないまま、結果的にたまたま倫理的善をなしてしまっていた、または、たまたま倫理的悪をなしてしまっていた、などといったことがありうるのでしょうか。
カント倫理学

私がカント倫理学に惹かれる理由

なぜ私がカント倫理学に惹かれるのかについて、(古典的)功利主義とアリストテレスに起源を持つ徳倫理学と対比しつつ、まとめてみました。